【初任給は低いほどいい企業?】就活生のために初任給を詳しく解説

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初任給とは

就活をしていると企業の様々な部分を見る就活生の方が多いでしょう。
社風、企業理念、福利厚生等…。

しかし、その中でも1番気になるのはやはり給料ではないでしょうか。

初任給が高いと、他の部分を見ずに「いい企業だ!」と思い込む人も一定数いますが、その考え方は本当にあっているのでしょうか?

今回は、初任給の仕組みについて詳しく解説していきます!

    初任給の定義

初任給とは、社会人になって初めて受け取る給料です。

令和元年 厚生労働省 賃金構造基本統計調査によると、大卒で21万200円となっています。

しかし、その全てを受け取れるわけではありません。

 これは額面給与であって、手取り給与とは違います。

では、額面給与から手取り給与はどのようにして計算できるのでしょうか。下記で計算方法について詳しく説明していきます!

 

そもそも「手取り給与」とは、手取り=額面給与ー(控除+税金) のことです。内訳としては、

額面→基本給+残業代+その他手当

控除→健康保険+厚生年金+雇用保険

税金→所得税+住民税

となります。だいたい手取りはこれらを差し引くと8割前後になると見ていいでしょう。

なぜなら、初任給で控除されるのは「所得税」と「雇用保険料」だけだからです。

健康保険と厚生年金は前月から引かれる仕組みなので初任給は対象外です。(5月から徴収されます。)また、住民税に関しても2年目以降の6月から徴収されます。

 

つまり、初任給は 額面給与ー(所得税+雇用保険料) ということです!

 

具体例

都道府県によって数値が異なるので、今回は東京で見ていきましょう。

雇用保険料 800円/月
健康保険料 5月以降なので初任給に影響しない。
厚生年金 5月以降なので初任給に影響しない
所得税 12,895/月
住民税 2年目以降

よって初任給は、

210,200(額面給与)ー⦅800(雇用保険料)+12,895(所得税)⦆=196,505

初任給は196,505円となります!その後給料が8割になると考えると、初任給以降の給料に比べて2万円ほど多く貰えることがわかります。

職種・業界別初任給

次に職種、業界別に初任給を見ていきましょう。(令和元年 厚生労働省 賃金構造基本統計調査)

大卒で12の業界で分けて見ると、

  • 1位 227,200円 学術研究、専門・技術サービス業
  • 2位 218,100円 情報通信業
  • 3位 216,700円 建設業
  • 最下位 200,800円 宿泊業、飲食サービス業

となっており、1位と最下位の差は26,400円です。初任給は年々増加傾向にあり、令和元年は平成30年と比較すると1.5%ほど全体でUPしています。

 


学部卒・院卒の初任給の差

では、学部卒と院卒ではどのくらい給料に差があるのでしょうか。

学部卒の初任給の平均 212,800円 206,900円 男女 210,200円
院卒の初任給の平均 239,000円 238,300円 男女 238,900円

学部卒と院卒では約28,000円の差があります!特に女性の差は31,400円と男性よりも大きいです。

ここで、年齢的には同じになる院卒1年目と学部卒3年目を比較していきます。

企業によりますが、毎年5%の昇給が見込めます。

ということは、初任給21,200円の学部卒の3年目の給料は231,745円となります。

この計算から見ると、院卒1年目の方が学部卒3年目より給料が高いことがわかりますね!

初任給の高い企業紹介

 

1位 日本商業開発株式会社
2位 アビームコンサルティング株式会社
3位 北の達人コーポレーション
4位 株式会社DYM

初任給の落とし穴

生涯年収は高いの?

初任給が高い企業TOP3

順位 企業 初任給 平均年収
1位 日本商業開発 50万 1368万円
2位 アビームコンサルティング 34万300円 713万円
3位 北の達人コーポレーション 34万円 544万円

初任給が高い企業は平均年収も高いと思われがちですが、そうでもありません。

1位の日本商業開発は初任給も平均年収も高いですが、2位、3位を見ると初任給と平均年収は必ずしも比例しないことがわかります。

例として、超有名大企業である三菱UFJフィナンシャルグループの大卒の初任給は19万5000円ですが、平均年収は1100万円です!

初任給が高く見えるマジック

初任給が高い要因として挙げられるのが、給与の中に交通費や残業代などの諸手当も含めて提示している場合があります。

大半の会社では、給与のところに「基本給」と書かれており、これは残業代などを含まない金額です。もし、「基本給」という記載がない場合は、定かではありませんので要注意です!

また、昇給制度が充実していない可能性もあります。初任給の高さにつられて就職してしまうと、数年経っても初任給とほぼ変わらないといったことがあり得るので注意が必要です。

絶対みておけ!「離職率」に隠された真実

離職の理由は、

  • キャリアアップのための前向きな離職
  • 会社とのミスマッチによる離職

と、大きく2つに分けられます。

離職率が高い=その会社はブラック!

というイメージを持っている就活生がほとんどです。
しかし、実際の離職の中でも

「この会社でやりたいこと学べた。しかし、もっとキャリアアップするために転職しよう!」

という方法を取る転職者も存在します。
この2つがどのくらいの割り合いで含まれているのかは企業ごとに違うので、離職率だけを見てブラック企業だと決めつけないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は初任給について見てきました。

初任給が高い企業はなぜ高いのか。
それには必ず秘密があります。

単に事業がうまくいっているのか、諸手当なども全て込みなのか、昇給制度が充実していないのかetc…
しっかりと把握しておきましょう。

就活は目先の給与だけでなく、しっかりと企業研究を行い、給与形態を理解しておくことが大切です。

入社後に全然給料上がらない…。給料高いと思ったら福利厚生が全然充実していない…。
なんてことにならないようにしましょうね!

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